英スコットランド・エディンバラのスコットランド議会で3日、全長143メートルのタペストリーが公開された。これは、作家のアレクサンダー・マッコール・スミス氏が、歴史家のアリステア・モファット氏と芸術家のアンドリュー・クラミー氏と共に考案し、様々な地域から集まった1000人のボランティアが5万時間以上かけて編んだもので、計4万9000メートルの糸が使われている。
タペストリー全体は、「バノックバーンの戦い」などスコットランドの歴史を象徴する出来事が刺繍された160枚のパネルが集まってできている。英BBCによると、どのデザインも完成までに400時間以上かかっているという。
一般向けの公開は、今月21日まで続けられる予定だ。
(翻訳編集・森 豪太)
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