ヒット曲「甜蜜蜜(ラヴソング)」や「何日君再来」が流れるなか、10月8日、「テレサ・テン記念展」開幕式展が、台北市政府ビル・台北探索館で行われた。同展は2016年1月10日まで開かれる。
中華民国・台北市の柯文哲市長が式典で祝辞を述べた。「テレサ・テンは世界中に存在する華人の中で、現在でも伝説のスターとして敬われている。50年先であっても、彼女の魅力は受け継がれる」と話した。
記念展の見どころは、米ハリウッドで視覚効果製作に携わる制作会社「デジタルドメイン」が手掛けた3D映像。この技術で、当時のテレサ・テンの姿を再現し、名曲「甜蜜蜜」を開館から30分毎にライブ演出する。映像は同館1階で見ることができる。
記念展では、テレサ・テンが生前愛用していたアクセサリーや衣装なども展示。母親から贈られたダイヤモンドのネックレス、コンサートで着用した鳳凰の舞う黒いチャイナドレス、軍内で公演した時の軍服、大事にしていたアクセサリー、レコード、切手などが展示されている。
2階の展示ブースには、観客が選んだ好きなテレサ・テンの写真と一緒に、記念撮影をするコーナーが設けられている。その写真をフェイスブックに載せ、友人とシェアできる。
(翻訳編集・真子)
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