中国古典舞踊への誘い

紫金冠

女性ダンサーが必ず修得すべき技法に「紫金冠」があります。写真の通り、片方の足を後ろに振り上げ、このポーズで静止しなければなりません。この動きのバリエーションの一つに、後ろ足を蹴り上げて両手で掴むポースがあります。写真は完璧な姿ですね。

 この技法は特に難しいものです。後ろに振り上げた足を頭につけるためには、かなりのレベルの柔軟性、内面の強さ、安定性が求められます。

 「台上一分鐘,台下十年功」(舞台上の1分間の成功は、舞台下の10年の練習の賜物である)という諺があります。ダンサーが積み重ねて来た厳しい練習、ストレッチの努力に は感嘆せざるを得ません。

(神韻芸術団フェイスブックより)