最大瞬間風速毎秒57m

猛烈な台風1号が台湾を直撃 台東で深刻な被害

7月としてはかつてない大型台風となった台風1号が台湾を直撃した。台湾農業委員会の統計によると、8日午後5時時点での台湾全土の被害総額は6億6千万台湾ドル(約21億円)を上回り、最も甚大な被害を被った台東県の被害総額がそのほとんどを占めた。

猛烈な台風1号 台東では最大瞬間風速秒速57.2メートル

7月8日朝台湾東部の台東県から上陸した大型の台風1号ニパルタック。台東気象所の発表によると、現地で観測した最大瞬間風速は台湾の観測等級で最高レベルの17級に相当する秒速57.2メートルを記録し、1955年に台湾を襲った台風アイリスの16級を上回った。これは台東気象所1901年観測開始以来の最大記録となっている。

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