米ワシントン大学教授とバーク博物学の古生物学者は、最近、6630万年前のティラノサウルスの大きな骨を見つけました。
ワシントン大学の発表によると、このティラノサウルスの骨は、恐竜の骨の発掘地として有名な、モンタナ北部のヘルクリーク・フォーメーションで発見されました。
バーク博物館の古生物学ボランティアのメンバー2人は、最初、岩が多い山腹から突き出ている、化石となった骨を最初に発見しました。かなり大きな骨で、さらにハチの巣のような構造であることから、肉食恐竜の骨であることが推測されました。
更なる発掘で、チームは肋骨、椎骨とあごと骨盤の部分を発見、ティラノサウルスの骨であるとわかりました 。
ティラノサウルスは、地球を歩き回った最大の肉食恐竜とされています。平均の大きさは全長11~13メートルで、鋭いギザギザの歯と強いアゴを持っていました。
今日、ティラノサウルスの骨格は15例しか出土していないため、このたびの発見はとても珍しいものです。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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