桜の木の下でピクニック! 台湾にもお花見ブーム到来か

春の行楽と言えばお花見。満開のの木の下で友人や同僚と愉快なひと時を過ごすこの日本の行事は、最近海外にも広がっているようです。今回は台湾新竹市、新竹公園で行われる「新竹市賞花季」についてお伝えします。

新竹市は台湾北部に位置し、年間を通して温暖な気候に恵まれています。毎年2、3月になると新竹公園では桜が満開になり、十八尖山はツツジやハイビスカスの花できれいに彩られます。新竹公園には21品種、852本もの桜があり、中でも薄桃色の川津桜は見事です。去年は3週間で花見客が18万人来場し、十八尖山の入山客も毎日2万人を超えました。林智堅・新竹市長によると、市は新竹公園を整備して市民により良い憩いの場を設ける計画があるそうです。

若き新竹市長・林智堅氏(中央)も祭りのオープニングに参加しました。(林寶雲/大紀元)

広大な新竹公園でのお花見は自由自在。場所取り合戦が勃発することもないようです。それぞれ友人や家族と桜を鑑賞し、音楽を聞き、幸せなひと時を過ごします。

今年から昼間の花見に加え、夜には桜をライトアップして一味違った雰囲気を味わえるそうです。

新竹公園に咲く桜。台湾で一足先に花見をするのもいいですね。(林寶雲/大紀元)

祭り当日には音楽の演奏や大道芸の他、和服の試着体験もできるそうです。公園付近の高級レストランのシェフが振る舞うご自慢のスイーツを特別価格で賞味できるとのこと。

シェフご自慢のお菓子。いかにも台湾らしいかわいい演出となっています。(林寶雲/大紀元)

(文亮)