限界はない
99歳スーパー高齢者が優勝 米マスターズ男子60m走
2月中旬、米国ニューメキシコ州で開かれた2017年米国トラック&フィールドマスターズ室内選手権大会(USA Track & Field masters indoor championships)の60m走で、99歳のチャンピオンが誕生しました。彼は7歳年下のライバルを退け、話題になりました。
90歳以上クラスの参加者は2人だけ。レース前半は92歳のディクソン・ヘムフィル(Dixon Hemphill)さんがリードしていましたが、徐々に追い上げてきた99歳のオルビル・ロジャース(Orville Rogers)さんが、わずか0.05秒の差で勝利しました。最後まで前傾姿勢を保ち続けたのが功を奏したようです。
ランナーズの専門サイト(Runner’s world)によると、優勝したロジャースさんは数年前から、出場するすべてのレースで優勝するというイメージトレーニングを受けてきました。50歳から走ることを始めた彼は、この十年間で3000m走を含む、計13項目でスーパー高齢者クラスの世界記録を作りました。
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