米国ニューヨークで7日から8日にかけて開かれたニューヨーク記者協会の年次春季大会では、2016年に発表された報道記事、記者、広告などで優れた作品や人物を発表。大紀元英語版「エポック・タイムス(Epoch Times)」は総合評価で4位、大会前会長賞では3位に輝いた。
ニューヨーク記者協会は160年の歴史を誇る地方記者クラブ。今大会では、ニューヨーク州の184の新聞から2957の記事が評価対象となった。
エポック・タイムスの広告グラフィック・デザイナーであるルーバ・ピシュチック(Luba Pishchik)による功績は、今回のエポック・タイムスの高評価に大きく貢献した。彼女の作品は最優秀広告キャンペーン賞と小スぺース広告最優秀賞を受賞した。
ピシュチックは、受賞作品であるイタリアのエミリア・ロマーニャ地方に関する広告についての制作プロセスを説明。クリエイティブディレクターと営業代表と密に交流して、同地へ人々を誘う「メッセージ」を広告を通じて描いたという。
記者シャルロッテ・キャシュバートソン(Charlotte Cuthbertson)はライターオブザイヤー賞で2位を獲得。彼女の担当したビジネス、金融、経済記事はそれぞれ3位と高評価を得た。2016年に5年間の休暇から復帰した彼女は、ひさしぶりに現場に戻って改めてジャーナリズムの情熱を感じ取り、深い取材活動ができたという。
記者ペトラ・スバブ(Petr Svab)は、犯罪、警察、裁判所の報道で第1位と第2位の賞を受賞し、最優秀特集記事で3位を得た。スバブは受賞について「質の高いコンテンツを作ることを意識していた」「より挑戦的な課題に取り組む自信につながる」と語った。
記者アンドレア・ハイレイ(Andrea Hayley)とチャナリー・フィリップ(Channaly Philipp)は、農業分野の報道で2位を受賞した。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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