目の疲れを癒したり、リラックス効果もあるといわれる観葉植物。最近では、そのずんぐりとした見た目の可愛さから、多肉植物を愛用する人も多いようです。今回は、珍しいバラの形をした多肉植物をご紹介しましょう。
スペイン・カナリア諸島が原産地のベンケイソウ科グリーノビア(Greenovia)。緑のバラとも呼ばれ、直径2〜40センチと大小異なる種類があり、色もグレーがかったグリーン、エメラルドグリーン、また青っぽいグリーンなどがあります。
グリーノビアは風通しが良く、乾燥した日当たりの良い環境を好み、高温多湿を嫌います。暑い季節になると休眠状態に入り、涼しくなって寒い季節になると、復活して成長する習性があります。
グリーノビアの休眠期である7〜8月は、強い日差しと高い気温を避けるために、一番外側の葉が枯れ始めます。一方、他の葉はどんどん中心に寄り集まり、真ん中に覆い被さって、つぼみのような形状になります。
(翻訳編集・豊山)
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