授業料や生活費がかさみ、卒業するときには多額の借金を抱えていることも少なくないアメリカの大学生。それは避けたいと考えたテキサス大学に通うジョエル・ウェーバーさん(Joel Weber)は、トレーラーの上に乗せられるくらいの小さな家を自分で建ててしまいました。これで家賃を節約できるし、大学の徒歩圏内に設置すれば通学にも便利。ジョエルさんは、「シンプルな生活が好きだから、ここにずっと住むかもしれない」と話しています。
1年かけて作った家の制作費は、およそ2万ドル。貯金を使い果たしましたが、足りない建築材料は友人や家族が調達してくれました。地元の電気屋さんや大工さんが、無償で手伝ってくれたそうです。
手作りの家の広さは13平米とかなり小さめ。でも、ロフトがついた家にはガスレンジ、シャワー、電気、シンクもしっかりと完備され、おしゃれで住み心地がよさそう。 手作りとは思えない程の出来栄えです。
しっかりと節約し、おまけにマイホームも手に入れてしまったジョエルさん。大学を卒業したら、きっとその才能を生かせる仕事がすぐに見つかるでしょう。
(翻訳編集・郭丹丹)
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