ほのぼのして、ちょっとうらやましい

難病にかかったオウムカップル 外見が醜くなっても相思相愛

米フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチに住む仲良しの2羽のオウム。「レモン(Lemon)」と「インディ(Indi)」と名付けられたこのオウムは、3年前から相思相愛の近所でも評判のカップル。ところが、活発で健康そのものだったレモンは少し前、オウム類嘴羽毛病(Psittacine Beak/PBFD)に感染し、羽毛がすべて抜け落ちてしまいました。

まだ羽毛がいっぱいあった頃のレモン(スクリーンショット)

急激な脱羽の後に、くちばしも変形し、身体も著しく弱ってしまったレモン。PBFDは伝染性が高いため、レモンは隔離を余儀なくされましたが、ボーイフレンドのインディだけは側にぴったりと寄り添いました。実は、彼もレモンと同じ病気に罹っているのです。

飼い主がレモンの写真をインスタグラムで紹介すると、多くの関心が寄せられました。レモンが寒くならないようにと、手編みのセーターをプレゼントしたファンもいるそうです。

羽が抜け落ち始めた頃のレモン(スクリーンショット) 

レモンとインディは飼い主を真似て、「愛してる」という言葉を繰り返すそう。治療困難な病に罹っていますが、ボーイフレンドの愛情に支えられながら、レモンは楽しい日々を過ごしているようです。

インディからの「愛情」がレモンにとって最強の薬(スクリーンショット)
 

 

相思相愛のカップル。うらやましいほど仲良し(スクリーンショット)

(翻訳編集・豊山)