海外経済専門家は、債務規模は依然として非常に速いペースで拡大している中国の状況が、1997年アジア金融危機発生前と似ていると警鐘を鳴らした。(Getty Images)

中国の債務急増問題、新たなアジア金融危機に発展すると警鐘=米メディア

中国の債務急増問題は新たな金融危機を招くのか。海外の経済専門家は、すでに莫大な債務を抱えている中国には、債務規模は依然として非常に速いペースで拡大していると指摘し、1997年のアジア金融危機発生前の状況に似ていると警鐘を鳴らした。新たな金融危機が起きれば、回復しつつある世界経済にまたも大きな打撃を与える。7日付けの米VOAが伝えた。

国際決済銀行(BIS)がこのほど発表した統計をみると、2016年末まで中国の債務規模は対国内総生産(GDP)比で約257%、と新興経済体全体の184%を大幅に上回った。

BISは中国債務の増長ペースが非常に速いことを懸念している。10年前の2007年の中国債務規模は対GDP比で152%にとどまった。しかし翌年、中国当局がいわゆる「4兆元景気刺激策」を実施してから、債務規模が急拡大してきた。当局が発表するGDP成長率が6~7%と中程度成長を維持しているが、企業および地方政府の負債が増加していると指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
毛沢東秘書だった李鋭の日記の帰属を巡り、米裁判所はスタンフォード大学の保管を認めた。娘の寄贈は合法で本人の意思にも合致すると判断し、中国持ち帰りによる公開制限の懸念も考慮された。
中国共産党が古屋圭司衆院議員に制裁を科したが、専門家は効果は乏しいと指摘し、台湾に友好的な議員へのけん制や国内向けの政治的意図に過ぎないとの見方が強い。制裁は逆に「勲章化」する可能性もある。
米ロサンゼルス郡工業市で4月19日、中共およびその関連組織からの脱退を支援する女性が暴漢に襲われ、頭部などを負傷。警察は容疑者を現行犯逮捕した。事件の背後には、中共の関与が疑われている
「合法的な強盗」――そんな批判が出る新ルール。中国で「まだ渡していない賄賂」まで没収対象に
中国の通販7社を処分。無許可販売の放置に加え、調査ではデータ拒否や文字化けを提出した、衝突で職員がけがも。何が起きていたのか