第157回直木賞、芥川賞が決定

日本文学振興会は19日、第157回直木賞、芥川賞の選考会を東京・築地「新喜楽」で開催した。直木賞は佐藤正午氏(61)の「月の満ち欠け」、芥川賞は沼田真佑さんの「影裏」(えいり) がそれぞれ受賞した。8月下旬に都内で贈呈式が開かれ、受賞者には正賞の懐中時計と副賞100万円が贈られる。

直木賞は毎年2回、1月と7月に発表され80年以上の歴史がある。無名・新進・中堅作家を対象に、新聞・雑誌・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優れた作品に贈られる。芥川賞は雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる。

佐藤氏は長崎県佐世保市生まれ。北海道大中退。1983年に「永遠の1/2」ですばる文学賞を受賞しデビューした。手の込んだミステリー仕立てで人間の数奇な運命を描く作風が高く評価されてきた。「月の満ち欠け」は生まれ変わりを繰り返す女性と、彼女と関わる家族や恋人の人生模様を描く長編小説。ありえない話に説得力を持たせる巧みな語り口で、奇想天外な愛の物語を描きだした。

▶ 続きを読む
関連記事
食事をしても力が湧かない原因は、インスリンだけでは説明できないかもしれません。中医学の「脾気不足」という考え方から、代謝とエネルギー低下の正体に迫ります。
犬好きでも、アレルギー体質なら犬種選びは重要です。毛だけでなくフケや唾液が原因になることも。本記事では、症状を悪化させやすい代表的な犬種と、その理由を分かりやすく解説します。
「今年の目標は?」と聞かれると少し困る。去年も目標を立てたけれど、ほとんどできなかった。その記憶に、少ししょげる。でも同じ思いをしている人は多い。無理しなくていい一年の始め方。
噛むだけで素早く覚醒できるカフェインガム。その即効性が支持される一方、過剰摂取や子どもへのリスクも浮上。効果と注意点を科学的に整理した、知って選びたい解説記事。
年齢とともに気になる関節の違和感に、コラーゲンという選択肢。研究データと専門家の見解をもとに、種類の違いから摂り方、食事での工夫までを丁寧に解説します。無理なく続けたい人に役立つ実践的な内容です。