映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」岡山で先行上映開始

映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の先行上映会、また監督の瀬々敬久、主演の佐藤 健、土屋太鳳、本作のモデルとなった中原尚志さん、麻衣さん夫妻が登壇した初日舞台挨拶が、9日、倉敷市の「MOVIX倉敷」で行われ、伊原木岡山県知事もお祝いに駆けつけた。

「8年越しの花嫁 奇跡の実話」は、結婚式の直前に突然の病で意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の奇跡の実話から生まれたラブストーリーでTV番組にも取り上げられ話題となった。

会場では本作のモデルとなった中原尚志さん、麻衣さん夫妻が登壇し、役つくりのため土屋さんが中原邸を何度も訪問したエピソードを紹介した。

佐藤健さんは、「役者として、自信作を世に送り出すことができた。 奇跡を僕に見せてくれた、ありがとう。」と述べ、土屋太鳳さんは、「里帰り出産に帰ったような気分でとても嬉しい。岡山での先行上映ができほっとしている。多くの方に見て欲しい」と述べた。

また伊原木知事は、出演者代表として佐藤健さんに花束を贈り、「信じて生きていれば、必ず良かったと思える時が来る。涙が止まらなかった。」と述べた。県は岡山市と共同でロケ地マップを2万部作成。ロケ地市町の観光案内所やアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」などで配布を開始しているようだ。

全国公開は16日(土)からとなる。

 

(大道修)