金正恩氏「核ボタンは机の上にある」、五輪参加の用意も表明
[ソウル 1日 ロイター] – 北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長は1日、「新年の辞」を発表した。「核のボタン」は執務机の上に置かれており、米国に脅かされれば使用する用意があると警告した。その一方で韓国との「対話に柔軟だ」とも述べた。
演説はテレビ中継され、2018年は「核弾頭と弾道ミサイルを大量生産し実践配備する」ことに注力すると宣言。これにより米国は北朝鮮に戦争を仕掛けることができなくなると指摘した。
「米国の全域がわれわれの核攻撃の射程圏内にあり、核のボタンは私の事務室の机に常に置かれている。これは威嚇ではなく現実だ」と述べた。北朝鮮が威嚇された場合のみ核兵器を使用すると強調した。
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている