米予算教書、インフラ投資への2000億ドル拠出含む=予算局長
[ワシントン 11日 ロイター] – 米ホワイトハウスは11日、12日に議会に提出する2019会計年度(18年10月─19年9月)予算教書について、インフラ投資に2000億ドル、国境警備強化に230億ドルの拠出が盛り込まれることを明らかにした。
行政管理予算局(IMB)のマルバニー局長が明らかにした。
今後10年間での3兆ドルの赤字削減も提案する。
また、医療用鎮痛剤「オピオイド」依存症の治療プログラム、退役軍人の健康増進用の予算も盛り込まれる。
予算教書は大統領が議会に予算案の編成方針を示すもので、予算作成の権限は議会にある。
マルバニー局長によると、州や民間などとのインフラ投資(1兆5000億ドル規模)に対する連邦予算2000億ドルの拠出は予算教書での最優先事項という。
今後2年の歳出上限を引き上げる予算関連法案が先週可決したことを受け、インフラ整備の主要部分を先行させるため210億ドルの支出も求めるという。
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