米国防長官、IS掃討に集中するよう要請 トルコ国防相と会談
[ブリュッセル 15日 ロイター] – マティス米国防長官は、トルコのジャニクリ国防相と会談し、シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いに集中するよう要請した。国防相会談は14日、北大西洋条約機構(NATO)関連の会議の合間に実施され、米国防総省が15日、会談の内容の一部を公表した。
米・トルコ関係はシリア情勢を巡る思惑の違いから悪化している。米国がIS掃討を重視しているのに対して、シリアのクルド人が勢力を拡大し、トルコ国内でもクルド系が力を伸ばすのを警戒するトルコ政府は先月、クルド人民兵の一掃に向けシリア北西部アフリンに侵攻した。
米国防総省の発表によると、会談では、2国間の防衛活動を今後も継続するとともに、両国間の協力関係の一段の強化について合意した。
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。