EU、米の鉄鋼関税に対抗する用意 なお回避望む=欧州委委員

[ブリュッセル 7日 ロイター] – 欧州委員会のマルストローム委員(通商担当)は7日、欧州連合(EU)は、米国が鉄鋼・アルミニウム製品に対する輸入関税を導入する場合に対抗する用意があるとした上で、導入回避を引き続き期待していることを明らかにした。

同委員は「貿易戦争には勝者はいない。事態が好転し、それ(貿易戦争)が起こらない場合、EUは米国や他の同盟国と協力し、過剰生産能力の問題に取り組むことが可能だ。しかし、それが起これば、EUは欧州の雇用を守るための措置を講じる必要がある」と語った。

関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。