米国務長官が体調不良、訪問先ケニアでイベント参加を中止

[ナイロビ 10日 ロイター] – アフリカ歴訪中のティラーソン米国務長官は体調不良のため、訪問先のケニアで10日に予定されていた行事への参加を中止した。ゴールドスタイン国務次官(広報担当)が明らかにした。

ゴールドスタイン氏は記者団に「長官はこの数日間、北朝鮮を含む主要案件に長時間取り組んでいたため、体調を崩した」と説明した。

ティラーソン氏(65)は既にエチオピアとジブチを訪問。ケニアの日程を終えてから、ナイジェリアとチャドを訪れる予定となっている。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
G7がシリアの政権移行に関する声明を発表。法の支配と人権尊重を柱に、包括的な統治プロセスへの支持を表明。国際社会の期待を示した。
シリア情勢について電話会談。オースティン米国防長官とトルコのヤシャル・ギュレル国防相。
ブリンケン米国務長官は「我々はここ数日の反政府勢力指導者らの発言に注目しているが、彼らがより大きな責任を負うようになるにつれ、我々は彼らの言葉だけでなく行動も評価するだろう」と語った。
シリア政権の崩壊はシリア人にとって「歴史的な好機」であると同時に「危険と不確実性の瞬間」でもあるとバイデン米大統領は述べた。