間も無く花見シーズン、中国から60万人が訪日の予想
中国大手オンライン旅行会社のシートリップ(Ctrip)が9日、花見シーズンの観光客の動向についてレポートを発表した。今年のシーズン中に60万の中国人が訪日すると予測されている。
それによると、花見目的の旅行先では日本がトップとなっている。3月以降、シートリップのアプリで「日本、花見、桜」などのキーワードを検索したユーザーの数が前年比300%増となった。
同レポートによると、3月下旬から4月下旬までに、訪日中国人観光客は60万人に達する見込み。滞日中、消費総額が80億元(1347億円)に上ると予想されている。
人気ツアートップ10の上位3位はいずれも日本の花見ツアー。最も人気があるのは5泊6日の大阪、京都、箱根、東京をめぐるツアーだ。
今年のツアー価格が例年と比べて、5ー10%安くなったことが訪日客の増加を後押ししたとシートリップの関係者は分析する。
日本のほか、オランダのチューリップ鑑賞、米ワシントンDCの花見、フランスのラベンダー鑑賞などのツアーも人気だという。
日本観光庁の発表によると、昨年の訪日中国人観光客は前年比15%増の735万人となった。一人当たりの消費額が1・34万元(約22・6万円)花見シーズンの3月と4月で、単月の訪日の中国人客は50万人を超えていた。
(翻訳編集・李沐恩)
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