米朝首脳がシンガポール到着、12日に歴史的会談
[シンガポール 11日 ロイター] – トランプ米大統領は10日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談のため、シンガポール入りした。カナダで開かれていた主要7カ国(G7)首脳会議を途中で切り上げたトランプ大統領は、大統領専用機でシンガポールのパヤ・レバー空軍基地に到着した。
パヤ・レバー空軍基地では、シンガポールのバラクリシュナン外相がトランプ米大統領を出迎えた。ある記者から米朝会談に向けた心境を聞かれると、トランプ大統領は「非常に良い」と応じた。金委員長も10日、トランプ大統領よりも数時間前にシンガポールに到着している。
ホワイトハウスのサンダース報道官は、米朝の高官が11日に実務者協議を行うことを明らかにした。報道官によると、北朝鮮側との事前調整を進めてきたベテラン外交官のソン・キム氏が米代表団を率いる。
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。