2月17日、アメリカとイランの最新の核協議がジュネーブで開かれた。オマーン外相が仲介した間接協議は4時間余り続いた。一方でイランはホルムズ海峡で実弾演習を実施し、数時間にわたり海峡を封鎖し、注目を集めた。
イランのアラグチ外相は「双方は合意の可能性がある協定文書の起草に着手することで一致した。今後、草案を交換し、第3回協議の日程を確定する」と述べた。
また同氏は、これが直ちに核合意の成立を意味するものではないが、少なくとも交渉は前進したとの認識を示した
一方、協議が進む中、イラン国営テレビはホルムズ海峡での実弾演習を発表し、ミサイル発射の映像を公開した。さらに同海峡を数時間封鎖すると発表した。
ホルムズ海峡は国際貿易の要衝で、世界の石油輸送量の約20パーセントが通過する。トランプ米大統領の再就任後、米軍が中東での軍事プレゼンスを急速に強化して以来、イランが同海峡の封鎖を強行したのは今回が初めて。
同日、イランの最高指導者ハメネイ師は国営メディアを通じて、「イラン周辺海域に展開する米艦船を撃沈する用意がある」と強硬なトーンでアメリカを脅した。
トランプ氏は16日夜、専用機エアフォースワンで記者団に対し、イランが核兵器を開発しないよう合意を模索していると述べた。
トランプ大統領は「我々は間接的な形で協議に関与する。これは極めて重要な交渉になる。情勢を注視していく。それはいつだってタフな交渉だ。イランは合意を望んでいると私は思う。合意に至らなかった時の結末を、彼らが望んでいるとは思えない」と語った。
これに先立ちトランプ氏は、イラン国民にとってイランの「政権更迭」が最も望ましい結果になるかもしれないとの認識を示した。
現在、アメリカはイラン周辺で軍事展開を強化している。リンカーン空母打撃群に加え、アメリカは中東に2つ目の空母部隊を派遣した。公開飛行データによると、F35戦闘機18機と複数の空中給油機が16日に中東に到着した。
イスラエルを訪問中のグラム米上院議員は記者団に対し、トランプ氏とイスラエル首相はイラン対応で立場が一致していると述べた。
グラム議員は「アヤトラ(ハメネイ)とその体制が今回の危機を乗り切れば、ハマスやヒズボラ、フーシ派は弱体化するどころか、むしろ勢いを取り戻すだろう」と述べた。
さらに「それはロシアとウクライナ情勢にも波及し、中国(中共)による台湾への武力侵攻を促す結果にもなりかねない。その逆も同じことが言える。 もし我々が強い意志を持ち続け、必要ならイランの人々と手を取り合って、この『イランの悪夢』を終わらせる。そしてとどめの一撃を刺すことができれば、必ずや新しい時代の夜明けが来るはずだ」と語った。
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