日朝首脳会談、現時点で決まっていることは何もない=菅官房長官

[東京 14日 ロイター] – 菅義偉官房長官は14日午前の会見で、拉致問題解決に向けた日朝首脳会談が夏にも行われるとの報道があることについて、現時点では何も決まっていないと述べた。また現時点で在韓米軍の撤退縮小は検討されていないとの認識を示した。

一部報道によると、8月ごろに安倍晋三首相が平壌を訪問する案や、9月中旬のロシアでの「東方経済フォーラム」に金正恩・朝鮮労働党委員長が出席すれば会議の合間に首脳会談を設定することなどが検討されている。

菅官房長官は拉致問題について「トランプ大統領の強力な支援の下、日本が北朝鮮と直接向き合って解決すべき問題」との認識を示した。ただし「日朝会談が行われるためには、核・ミサイル・拉致問題の解決につながることが極めて重要」とした。

米朝首脳会談後の会見でトランプ大統領が在韓米軍の将来的な撤退に言及したことに関して、「米韓同盟は北東アジアの安全保障に不可欠な役割を果たしている。現時点で在韓米軍の撤退縮小は検討されていないと認識している。わが国の安全保障に影響を与えるものなので、米韓と緊密に連携していきたい」と述べた。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。