被災地順次訪問し要望うかがう、11日は岡山=安倍首相

[東京 10日 ロイター] – 安倍晋三首相は10日、西日本豪雨を受け各省庁の次官級メンバーにより新設された被災者生活支援チームの第一回会合に出席し、「事情が許せば被災地の現場を順次訪問し、被害状況を視察するとともに被災者、被災自治体の要望をうかがう」と述べ、11日は「岡山県を視察する」との予定を明らかにした。

首相は「暑さが厳しくなるなか被災地では多くの方々が困難な生活を余儀なくされている」と指摘。今回支援チームを立ち上げたのは「省庁の枠を超えて即断即決で被災者のニーズに適時的確に対応するのが目的」と説明した。同日「予備費を活用し、水、食料、クーラー、仮設トイレなど緊急物資の支援をいっそう強化する」と強調した。

(竹本能文)

▶ 続きを読む
関連記事
台北101を見下ろす中国軍ドローン。 中国軍「ここまで来ている」? 実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている