ロシアのハッカー、米電力会社ネットワークに昨年侵入=WSJ

[23日 ロイター] – 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は23日、米政府当局者の話として、ロシアのハッカーが昨年、米電力会社のネットワークに侵入していたと報じた。ハッカーの活動は現在も続いている可能性が高いという。

米国土安全保障省の当局者がWSJに明らかにしたところによると、ネットワークに侵入したのは「ドラゴンフライ」や「エナジェティック・ベア」と呼ばれる、ロシア政府とつながりを持つハッカー集団。

ハッカー集団はスピアフィッシング・メールやウォータリングホール攻撃など、ターゲットにパスワードを入力させる従来型の手法で企業のネットワークに侵入し、電力供給網にアクセスする認証情報を入手した。

WSJによると、国土安保省は状況説明を行う方針で、ロシアが攻撃を自動化しようとしているかどうかを示す証拠を探っている。捜査関係者はWSJに対し、ハッカー集団による侵入がより大規模な攻撃の準備を目的としたものかは明らかでないと語った。

国土安保省はコメントの求めに応じていない。

関連記事
5月19日、イランのエブラヒム・ライシ大統領およびホセイン・アブドラヒアン外務大臣が乗っていたヘリコプターが東アゼルバイジャン州で不時着する事故が発生した。国営テレビや通信によれば、この事故は山岳地帯で起こり、現地の悪天候が救助活動の障害となっている。
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。