非武装地帯の監視所一部撤収を支持=在韓米軍司令官

[ソウル 22日 ロイター] – 在韓米軍のブルックス司令官は22日、リスクはあるものの、北朝鮮との軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)に設置されている一部監視所の撤収を支持すると述べた。

韓国国防省は、北朝鮮との緊張緩和と信頼構築の取り組みの一環として、DMZ内に設置されている監視所の兵力および装備を試験的に減らす計画を発表した。

同司令官は記者団に対し、「軍事境界線を防衛する軍の能力に対してある程度の懸念はある」としながらも、リスクは「妥当な水準」であり、こうした動きは緊張緩和の良い機会を意味すると述べた。

韓国に駐留する米軍は約2万8500人。

同司令官は在韓米軍と在韓国連軍の司令官を兼任し、戦争が勃発した場合には、韓国軍の指揮も執る。

同司令官は、主要な軍事演習が行われない中で在韓米軍が即応態勢を維持する「他の手段」をみつけていると述べ、「準備が整っていない状態になれとの命令は受けていない。防衛態勢を解けとはだれからも言われていない」と付け加えた。

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