ヒマラヤの環境危機、「中国の経済活動が一番の破壊力」=インド専門家
地球上で最も高い山エベレストがそびえるヒマラヤ山脈。その豊かな自然生態系が今や、人間の活動によって壊滅的な影響を受けている。インド専門家はこのほど、「中国製造による世界環境への破壊」と題した文章で、中国政府による過度な開発が最も破壊力が大きいと指摘した。
ニューデリーにある独立系シンクタンク、政策研究センターのブラハ・チェラニー教授が23日、寄稿専門メディアの「プロジェクト シンジケート」に上げた文で「ヒマラヤ地域をめぐる環境破壊問題には、ほかの周辺国も一役買っているが、いずれも中国ほどの破壊力には及ばない」と述べた。
ミャンマーから中央アジアのヒンドゥークシュ山脈へ続くヒマラヤ山脈は、毎年の夏季モンスーンを生み出し、アジア・太平洋域の水循環や気候変動パターンを動かす中心的な役割を果たしている。
関連記事
米商務省はインド、インドネシア、ラオスからの太陽光発電部材に対し高率な反ダンピング・相殺関税を最終決定した。中国企業の迂回輸出を阻止し国内製造業を保護する狙いだが、過剰在庫を巡る貿易摩擦は激化している
中国の輸出急増と貿易黒字拡大を受け、米欧など世界的な反発が強まっている。関税逃れのためのサプライチェーン迂回や見せかけの脱中国化が進む中、過剰生産を世界に押し出す中国の経済モデルへの圧力が本格化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る
現在、中国に足を踏み入れた者、とりわけ華人は、拘束されたり「有罪」とされたりする可能性がある。その時点で何をしたかだけが理由になるとは限らず、何年も前の言動やインターネット上の投稿が問題とされる可能性もある。