イスラエル、イラク国内のイラン軍装備を攻撃する可能性示唆

[エルサレム 3日 ロイター] – イスラエルのリーベルマン国防相は3日、イラク国内にあるとされるイランの軍事装備品を攻撃する可能性を示唆した。イスラエルはこれまで、シリアにあるイランの軍事インフラを繰り返し攻撃している。

ロイターは前週、イランやイラク、西側諸国の関係筋の情報として、イランが数カ月前からイラク国内のシーア派組織に短距離弾道ミサイルを渡していると報じた。イラン、イラク両政府は報道内容を否定している。

リーベルマン氏は現地テレビ局主催の会見で、「シリアで起きていることは全て注視しており、イランの脅威については、シリア領内に限定していないことも明確にする必要がある」と述べた。

イラクで行動を取る可能性も含まれるかとの問いに対しては「イランからのあらゆる脅威に対抗する。場所は関係ない。イスラエルには完全な自由があり、行動の自由を維持する」と答えた。

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