日ロ関係に弾み、4島帰属問題解決目指す方針は不変=菅官房長官

[東京 15日 ロイター] – 菅義偉官房長官は15日午前の会見で、14日の日ロ首脳会談で1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させる方針で一致したことについて、両国関係に弾みをつける意味で非常に有意義なことだと評価した。

両首脳は平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すことを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させることで合意した。ただ、日本政府はこれまで、あくまで北方四島の一括返還を求める姿勢を示してきた。

この点について同長官は「日本政府が対象としているのは4島の帰属問題であることに変わりない」と述べた。さらに「日ソ共同宣言を含めてこれまで交わされてきた諸々の日ロ間の文書が、昨日の首脳会談で変更されることはない」とも強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有されていた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出る可能性が懸念されている。
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた
過去25年で、中国共産党は資金、人事、投票工作を通じて国連への浸透を進め、その影響力を大きく広げてきた。アメリカが最大の資金拠出国であり続ける一方で、国連は次第に北京の利益に沿う方向へ傾きつつある
米中央軍はフォード級空母がスエズ通過後に紅海へ展開、空母エイブラハム・リンカーンなどとあわせ中東に最大3隻の空母打撃群が集結する見通し。このことについて、軍事専門家はトランプ政権に中東での軍事的選択肢を拡大させる動きだと指摘。
ホルムズ海峡はかつてイランの「切り札」だったが、今や最大の弱点に。輸出の大半を依存する構造が裏目に出て、封鎖は自国経済を直撃。米国の増産で抑止力は低下し、ホルムズ依存の力学は逆転しつつある