米国、一部の外交官にベネズエラからの退去指示

[ワシントン 24日 ロイター] – 米国務省は24日、一部の政府職員にベネズエラから退去するよう指示し、米国民にも退去を検討するよう呼び掛けた。

米政府は前日、ベネズエラの野党指導者であるフアン・グアイド国会議長を暫定大統領として承認。これを受け、ベネズエラのマドゥロ大統領は米国との外交関係を断つと表明。米大使館職員に72時間以内に国外退去するよう要求した。

国務省報道官は、声明で「ベネズエラの治安状況に関する現在の判断に基づき、この措置を取っている。大使館を閉鎖する計画はない」と述べた。

在カラカスの米大使館は、不要不急の職員に国外退去の指示が出たと明らかにするともに、航空便が運航している間に退去を「強く検討」するよう米国民に促した。

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