世界で競争の企業、公正で透明性が必要=東欧歴訪中の米国務長官

[ブラチスラバ 12日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は12日、世界市場で競争する企業は透明性が高く、開かれていなくてはならないとの見解を示した。

3日間の日程で東欧を歴訪中のポンペオ長官はこの日、スロバキアの首都ブラチスラバを訪れ、ライチャーク外相と会談。共同記者会見で、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]など、中国企業の役割に関し質問されたポンペオ長官は「企業同士の競争は良いが、公正かつオープンで、透明性が高いことが求められる」と応じた。

さらに「欧州連合(EU)域内の友好国や北大西洋条約機構(NATO)同盟国などが、中国製品に絡むセキュリティーリスクを認識することを確実にするのが米国の任務だ」と強調し、懸念と感じれば、情報を共有しリソースを提供していくと語った。

ポンペオ長官は前日、ハンガリーの首都ブダペストを訪問し、ファーウェイの通信機器を米国の同盟国が使用している場合、同盟関係の維持は困難になると警告した。

東欧諸国は米国の関与が比較的薄く、中国やロシアの影響にさらされやすいとみられており、米政府は関係の強化を目指している。

関連記事
5月19日、イランのエブラヒム・ライシ大統領およびホセイン・アブドラヒアン外務大臣が乗っていたヘリコプターが東アゼルバイジャン州で不時着する事故が発生した。国営テレビや通信によれば、この事故は山岳地帯で起こり、現地の悪天候が救助活動の障害となっている。
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。