臓器取引を抑制する法案 全会一致で議決=カナダ下院委員会
カナダ下院の外交・国際発展常設委員会は2月27日、人道性が疑われる国際的な臓器取引を抑制する修正法案S-240を全会一致で議決した。
S-240法案は、刑法と移民法に関連する。刑法では、カナダ人が海外渡航先で臓器提供(ドナー)側の同意が証明されないまま移植手術を受けることを刑罰対象とする。また、非人道性が疑われる臓器の強制奪取に関わった人物が、カナダに移民または難民として入国することを禁止する。
S-240法案は、すでに2018年10月に上院を通過しており、今後は下院議会の最終読会に提出される。両院可決に向けて働きかける保守党のガーネット・ジェニュイス(Gernett Genuis)議員は「中国では政治的な理由で拘束されている人々が生きたまま臓器を摘出されている。カナダの法案はこの状況に対応するものだ」
関連記事
天安門事件の未公開写真特集、第7回。歴史の大きなうねりの中で生きた人々の姿。封印されていた写真の数々から、1989年の北京を振り返る
北京大学の饒毅教授が、中国の学術不正は「世界記録級」と指摘。論文数の急増とともに不正の割合も前例のない水準に達し、処分の不十分さや監督体制の課題が浮き彫りとなっている
世界ウイグル協会総裁のアラウドゥン総裁は国際社会に対しても行動を求めた。もし国際社会が天安門事件の教訓に真剣に向き合っていれば、現在のウイグルでのジェノサイドだけでなく、チベット人、モンゴル人、香港の人々に対する起きなかったかもしれないと指摘した
サッカー中国代表はW杯出場枠拡大の恩恵を受けられず低迷。過剰投資ではなく政治介入や統制体制が成長を阻害し、草の根文化の欠如が根本原因と指摘する
経済協力開発機構(OECD)の最新報告書によると、過去20年足らずの間に中国企業が獲得した世界市場シェアの約60%が中国共産党(中共)の国家補助金に依存していることが明らかになった。OECDは、補助金を頼りに市場シェアを拡大することはスポーツにおけるドーピングと同様だと指摘した