米大統領、娘婿の機密取り扱い権限復活を昨年5月に指示=報道

[ワシントン 28日 ロイター] – 米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は28日、トランプ大統領が昨年5月に政権高官らに対し、娘婿であるクシュナー大統領上級顧問の機密情報取り扱い権限を復活させるよう指示していた、と報じた。

同紙によると、高官らは対応に苦慮し、当時のジョン・ケリー大統領首席補佐官は権限復活を命じられた経緯について内部メモを作成していたという。当時のマクガーン大統領法律顧問も、クシュナー氏への懸念や、権限復活に反対する意見を記した内部メモを残していた。

NYTは、トランプ氏は今年1月に同紙とのインタビューでクシュナー氏の権限復活には関与していないと主張していたが、メモはその発言を覆す内容だとしている。

クシュナー氏の法律事務所の広報担当者ピーター・ミリジャニアン氏は、ホワイトハウスと機密情報担当者らは昨年、クシュナー氏の権限復活を通常の手続きに則って処理しており、「誰からの圧力も受けていない」と述べた。

ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は「機密情報取り扱いに関してはコメントしない」と述べた。

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