ベネズエラ軍600人、マドゥロ政権から離反=野党指導者

[アスンシオン 1日 ロイター] – ベネズエラの野党指導者グアイド国会議長は1日、同国軍の兵士600人がここ数日でマドゥロ政権を離反したと発表した。

ただ、国軍の大半はなおマドゥロ大統領を支持しており、グアイド氏は政権交代に向けた支持を取り付けるため、中南米諸国を歴訪している。

グアイド氏はこの日パラグアイを訪れ、同国のアブド・ベニテス大統領と会談。「われわれの声は確実にベネズエラ国軍に伝わっている。ここ数日で600人超の兵士が憲法と合致する反体制派側に回った」と語った。

広報担当によると、グアイド氏は同日アルゼンチンに向かい、マクリ大統領と会談する予定。マクリ大統領はこの日行った演説でベネズエラで起きている人権侵害を容認しないとし、「グアイド氏を暫定大統領として承認する」と言明した。

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