カザフスタン、2019年の原油輸出を2%削減へ 中国向け中心

[モスクワ 2日 ロイター] – カザフスタンは2019年の原油輸出を7100万トンと、2%前後削減する予定だ。同国エネルギー省がロイターに対し明らかにした。主に中国への輸出を減らすという。

18年の輸出量は7250万トンだった。

今年の原油生産については8950万トンと、昨年の9030万トンから削減する予定。3カ所の大規模油田でメンテナンスのための操業停止を計画していることが一因。

カザフスタン産原油の主な輸出ルートは、同国西部からカスピ海パイプラインを経由して、黒海の石油ターミナルであるロシアのノボシビルスク港へ輸送するもの。今年、このルートでの原油供給は概ね変わらないという。

一方、アタス・阿拉山口(アラシャンコウ)パイプラインを通じた中国への輸出については、昨年の138万トンから50万トンへ削減する予定。

ロシアのオレンブルク精製所への供給は完全に停止するという。

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