米中協議は順調に進捗、「良好な合意か合意なしか」=米大統領

[ワシントン 6日 ロイター] – トランプ米大統領は6日、米中通商協議は順調に進捗しているとし、結果は「良好なディール(取引)」か、合意なしかのどちらかになるとの見通しを示した。

トランプ大統領はホワイトハウスのオーバルオフィス(大統領執務室)で、「通商協議は順調に進捗している。どうなるか様子を見たい」と述べた。その上で「良好なディールが得られるか、ディールはないかのどちらかになる」としながらも、「協議は極めて良好に進んでいる」と語った。

マッキニー農務次官(貿易・国際農務サービス担当)もこの日、米中通商交渉はビデオ会議を通じ順調に進展しているとの認識を示している。

トランプ大統領は前月24日、米中通商協議で「大きな進展」が見られたため、3月1日に予定されていた中国製品に対する関税の引き上げの延期を表明した。

ただ米商務省がこの日発表した2018年の貿易統計では、対中貿易赤字が前年比11.6%増の4191億6200万ドルと、過去最高を記録した。

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