米、移民集団扇動の疑いで記者ら47人を監視対象に=報道

[7日 ロイター] – 米政府が、昨年末に中米から米国を目指し北上してきた移民集団(キャラバン)を組織・扇動した可能性があるとして、取材に当たったジャーナリストや弁護士、人権擁護団体の活動家に関する監視リストを作成していたと、NBCニュースが報じた。

NBC系列局が米国土安全保障省筋から入手した1月9日付の文書によると、ジャーナリスト10人と弁護士1人を含む計47人がリストアップされており、昨年11月10日にキャラバンの取材を開始したロイターのカメラマンの名前も含まれる。

また、文書の影響で、ジャーナリスト少なくとも3人と弁護士はその後メキシコに入国できなかったという。

ロイターはこの文書を独自に確認していない。

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