「イスラム国」、シリア国内拠点失う=米ホワイトハウス

[パームピーチ(フロリダ州)/バグズ(シリア) 22日 ロイター] – ホワイトハウスのサンダース報道官は22日、過激派組織「イスラム国」(IS)がシリア国内の拠点を失ったとの認識を示した。

トランプ大統領は、国防関係者から説明を受けたという。

米陣営の「シリア民主軍(SDF)」は過去数週間、イラク国境に近いIS最後の拠点バグズで掃討作戦を続けてきた。SDFの報道官によると、残存勢力は洞窟のような場所やユーフラテス川近くの塹壕に潜伏中で、降伏を求めているが、なお衝突が続いているという。

仮にバグズでISが制圧されても、戦闘員は他の地域で活動を続け攻撃を行う可能性もあり、なお脅威とみられている。

シリアのジャファリ国連大使は記者団に対し、シリア内のISはまだ一掃されていないと指摘。一方、ISと交戦しているのは米国ではなく、ロシアとイランの支援を受けたシリア政府であるとの認識を示した。

*内容を追加して再送します。

関連記事
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
バイデン政権は、イスラエルへの一部の軍需品の納入を遅らせている。ロイド・オースティン米国防長官は5月8日、上院歳出委員会の公聴会で、イスラエルによるガザ南部ラファ包囲の可能性を考慮し、国防総省がイスラエルへの武器輸送計画を一部見直していると発言した。
世界中で、授業中の携帯電話使用を禁止する学校が増加している。
有名なボクシングプロモーターであるドン・キングは、2024年の大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領を支持している。トランプ前大統領は、大統領選挙キャンペーンを頓挫させる恐れのある一連の裁判に直面している。5月8日、92歳のキング氏はあるイベントで、トランプ前大統領に何か言うことはないかと尋ねられた。
2023年11月以来、共和党が支配する下院委員会は、1月6日に連邦議会議事堂で撮影された20,000時間以上の監視ビデオを公開し、今はなき1月6日特別委員会が長い間非公開にしてきた詳細を埋め始めた。