ベネズエラで再び停電発生、通信情報相は「攻撃」が原因と主張

[カラカス 25日 ロイター] – ベネズエラで25日、今月2回目となる停電が発生した。首都カラカス郊外の主要空港は暗闇に見舞われ、地下鉄が運休となるなか歩いて帰宅する通勤者がカラカスの道路を埋め尽くし、店舗が臨時閉店するなど大きな影響がみられた。

停電はこの日の午後早くにカラカスのほぼ全域と10前後の州で発生。今月7日に起きた大規模な停電は復旧まで1週間を要し、過去最大規模の被害が生じている。

25日の停電は、多くの地域で数時間内に電気が復旧。ロドリゲス通信情報相は「順次復旧している」とテレビで発表した。

同相は「国家電力系統の配電センターが新たな攻撃を受けた」と主張。3月7日の「攻撃」と似た特徴を示しているとした。

同相は特定の個人や団体を名指しはしなかったが、「ベネズエラの極右は、攻撃を実施し、不安や苦痛を生じさせることで権力を掌握し、国内の全資源を盗もうとしている」と主張した。

マドゥロ大統領は前回の停電について、米政府による「サイバー攻撃」が原因だと主張していたが、現地の専門家などは、長年の投資不足や保守管理の不備の影響が大きいとしている。

関連記事
世界中で、授業中の携帯電話使用を禁止する学校が増加している。
有名なボクシングプロモーターであるドン・キングは、2024年の大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領を支持している。トランプ前大統領は、大統領選挙キャンペーンを頓挫させる恐れのある一連の裁判に直面している。5月8日、92歳のキング氏はあるイベントで、トランプ前大統領に何か言うことはないかと尋ねられた。
2023年11月以来、共和党が支配する下院委員会は、1月6日に連邦議会議事堂で撮影された20,000時間以上の監視ビデオを公開し、今はなき1月6日特別委員会が長い間非公開にしてきた詳細を埋め始めた。
今年11月に行われる米国大統領選挙が、米国市民が決定権を持つ最後の選挙になるとイーロン・マスク氏が主張した。不法移民が有権者として流入するのを放置すれば、今後、米国のすべての選挙結果が彼らによって決定される可能性があるということだ。
5月8日に行われた米国とフィリピンの合同軍事演習「バリカタン」で、両国の軍隊はオーストラリア空軍の支援を受け、 […]