アルゼンチン議員、中国軍「宇宙基地」監視求める法案提出

[ブエノスアイレス 29日 ロイター] – アルゼンチンの議員らが同国のパタゴニア地方に建設された中国軍管轄の宇宙基地を監視する委員会の設立を求める法案を提出した。アルゼンチン議会多数派の院内総務がツイッターへの投稿で明らかにした。

3月25日付の同法案は上院の公式サイトに掲載されているが、全容は明らかにされていない。

中国軍が管轄する同基地を巡っては、地元住民の間で不安が高まっているほか、陰謀説もささやかれており、基地の目的に関する懸念が浮上している。

ロイターは今年、敷地面積が約2平方キロのこの人里離れた宇宙基地がアルゼンチン当局の監視をほとんど受けていないと報じていた。[nL3N1ZZ1ZN]

関連記事
  イギリス政府は、中国共産党のスパイ活動に対する懸念から、2025年4月までに国内の重要施設からす […]
極真会館の長谷川道場出身、纐纈卓真氏にインタビューした。その強さの秘密を聞いてみた。また、インタビューの間に空手についての情報を挿入してゆく。
元米国務長官マイク・ポンペオの中国政策上級顧問、シンクタンク、ハドソン研究所の中国分析センター所長である余茂春氏は、「中国共産党の最大の弱点は人権」とし、「米国が中国との関係で優位に立つためには、この点を狙わなければならない」と明らかにした。「人権問題は中国と米国の関係、さらに中国と他のすべての国の関係に大きな影響を与えるだろう」と強調した。
4月24日、米宇宙コマンド司令官スティーブン・ホワイティング大将が日本を訪れ、中国の宇宙軍事力の異常な増強に対して警告を発した。ホワイティング司令官は木原防衛相、統合幕僚監部議長、航空自衛隊長や航空宇宙事業本部長等の要人と対話し、宇宙領域における日米同盟のさらなる強化に向けた協力を確認した。
鬼木誠防衛副大臣は29日、フィリピンを訪問し、同国のテオドロ国防相と会談した。日本がフィリピンに供与する移動式警戒管制レーダー2基目の引き渡し式典にも出席した。東アジア地域における中国共産党の拡張に対して連携して抑止を図る。