ロシア製防衛装備巡るトルコとの対立は解決可能=米国防長官代行

[ワシントン 2日 ロイター] – 米国のパトリック・シャナハン国防長官代行は2日、ロシア製ミサイル防衛システム「S400」購入を巡るトルコとの対立は解決可能との見方を示した。

米国は北大西洋条約機構(NATO)の同盟国であるトルコが同システムを購入するのを断念させることができず、米国防総省は前日に最新鋭ステルス戦闘機「F35」に関連する機器のトルコへの出荷を停止した。

シャナハン氏は、S400の代わりに米レイセオン<RMT.N>製の防空システム「パトリオット」を購入するようトルコを説得することで米トルコ両国が危機から抜け出す道を見いだせるとの楽観論を示した。

同氏は国防総省で記者団に対し「彼ら(トルコ)がパトリオットとF35という適切な防衛装備を持てるように問題を解決できると私は考えている」と述べた。

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