米上院の超党派議員、対ベネズエラ追加支援・制裁の法案提出

[ワシントン 3日 ロイター] – 米議会上院の超党派議員15人は3日、経済が混迷を深めるベネズエラに追加支援を行うための法案を提出した。

ベネズエラ向けに新たに2億ドル支援する他、ベネズエラ難民を受け入れている近隣諸国にも2億ドル支援する。上院外交委員会のメネンデス議員(民主党)が法案提出を主導した。

法案では制裁対象のベネズエラ人の親族の米国ビザを取り消す。一方、人権侵害を行っていない政府高官は、野党指導者のグアイド国会議長への支持を表明すれば制裁を解除する。

さらに、中南米や欧州各国の政府に対して、対ベネズエラ制裁を要請する。

共和党からはマルコ・ルビオ氏やテッド・クルーズ氏ら8人の議員が法案を支持。民主党はディック・ダービン氏ら7人が支持している。

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