ボーイング737MAXの国際合同審査が29日開始=米FAA

[ワシントン 19日 ロイター] – 米連邦航空局(FAA)は19日、インドネシアとエチオピアでの墜落事故を受けて運航停止になったボーイング737MAX機の安全性に関する国際的な合同審査を4月29日に開始すると発表した。

合同審査にはFAAと米航空宇宙局(NASA)に加え、中国、欧州連合(EU)、カナダ、ブラジル、オーストラリア、日本、インドネシア、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)の各国・地域から航空当局が参加する。

FAAは今月上旬、737MAX機の安全性を審査するため、国際的なチームを結成すると説明していた。

ボーイング<BA.N>はこれまで、失速防止装置「MCAS」の誤作動を防止するためにソフトウエアを更新する計画を明らかにしている。

FAAによると、合同審査チームは設計やパイロットの操作方法を含めた737MAX機の自動運航制御システムに関し「該当するすべての規制を順守しているかどうかを判断するとともに、今後必要となる可能性のある改善措置を洗い出すため」の検証を行う。

関連記事
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。