コンゴのエボラ出血熱、死者1000人 医療従事者攻撃で治療に支障

[ゴマ(コンゴ民主共和国)/ジュネーブ 3日 ロイター] – コンゴでエボラ出血熱が原因と確認されたり疑われたりする死亡者数が1000人を突破した。同国保健省が3日、明らかにした。医療スタッフへの攻撃が相次ぎ、治療を妨げている模様だ。

世界保健機関(WHO)幹部は記者団に、ワクチンの供給は十分としつつ、医療スタッフに対する反感が感染地域への移動を困難にしていると訴えた。

1月以降で119件の攻撃が報告され、結果として強い感染が続くシナリオを想定していると説明した。

WHOはコンゴ東部に感染が広がり続けると予想した。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>のワクチンを承認が得られ次第、数週間中に投入する計画だ。

*写真を追加して再送します。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。