移民系議員は「米国に謝罪を」、トランプ氏再び攻撃

[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領は21日、自身の政策を批判してきた民主党の移民系女性議員4人に対する攻撃を強め、米国に謝罪するよう求めた。

ツイッターへの投稿で「4人の議員はわが国を愛することができるとは思えない。米国(とイスラエル)にこれまで言ってきたひどいことを謝罪すべきだ」と語った。

トランプ氏は14日、「スクワッド」と呼ばれるアレクサンドリア・オカシオコルテス、イルハン・オマル、アヤナ・プレスリー、ラシダ・トレイブの4人の議員を標的に「完全に破滅して犯罪がまん延する元にいた国に帰り、建て直しを手伝ったらどうか」と発言し、物議を醸した。

オカシオコルテス議員、プレスリー議員、トレイブ議員は米国生まれで、オマル議員はソマリアから難民として米国に移住し、帰化した。

4人はトランプ氏に非常に批判的で、民主党指導部に対しても反発してきた。またトレイブ議員とオマル議員はイスラエル政府を厳しく批判してきた。

下院監視・政府改革委員会のカミングス委員長(民主党)は、4人に対する21日のトランプ氏の攻撃を非難し、トランプ氏は「間違いなく」人種差別主義者だと指摘した。

オマル議員は21日、トランプ氏の投稿をリツイートし、医療保険、学生ローンの免除、生活賃金、基本的人権など「保証するために戦う」項目を列挙したリストを掲載。「(トランプ氏は)薬価を引き上げ、デボス(教育長官)を指名して学生ローンをだまし取り、移民の子供を傷つけている」と批判した。

来年の大統領選で民主党の候補指名獲得を目指すコリー・ブッカー上院議員は21日、CNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で、トランプ氏は「人種差別主義者以下だ」と指摘。「政治的利益を得るために人種差別的な言葉を使っている」と批判した。

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