アングル:米中通商紛争と無縁のオーストラリア、輸出好調
[シドニー/メルボルン 24日 ロイター] – 米中の果てなき貿易戦争で、ドイツから日本までほとんどの国が逆風を食らう中、打撃と無縁の国がある。オーストラリアだ。鉄鉱石価格高騰に加えて中国からの強い需要や豪ドル安が追い風となって輸出が好調で、「対中貿易は鉄鉱石頼み」との揶揄も揺らいでいる。
オーストラリアは昨年の財とサービスの輸出が前年比13%増加。今年も米中通商紛争が激化したにもかかわらず1─5月に前年同期比で15%増えた。
輸出の好調でモリソン新政権は景気てこ入れのための財政的な余裕を手に入れた。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は最近「資源セクターの回復」が景気の見通しを下支えしていると述べており、中銀も自信を強めている。
関連記事
4月22日、トランプ米大統領は、核合意の早期成立を急いでいないとの考えを改めて示し、「爆撃よりも封鎖の方がイランに対する抑止力になる」と述べた
米FOXニュースは4月21日、22日に予定されていたアメリカとイランの協議が、イラン指導部内のクーデターを受けて直前で頓挫したと報じた
前日、トランプ米大統領は2週間の停戦延長を発表していた。イランの高官は22日、軍が戦略的水路で船舶を拿捕したことを受け、停戦違反と主張する行為が続く中、ホルムズ海峡を再開することは「不可能」だと述べた。
中国共産党による技術的権威主義の拡大を抑止する狙いから、米下院「対中国特別委員会」ジョン・ムーレナー委員長は21日、新たな半導体輸出規制法案を提出した
トランプ大統領は、拿捕された船に「中国からの贈り物」が積まれていたと述べ、中共がイランへの軍事補給に関与している可能性に関心が集まっている