パキスタン、インド向け鉄道運行停止 カシミール問題で対抗

[イスラマバード/スリナガル(インド) 8日 ロイター] – パキスタン政府は8日、インドに向かう幹線鉄道の運行を停止し、国内でインド映画の上映を禁止した。カシミール地方の領有権を争うインドが北部ジャム・カシミール州の自治権を剥奪したことへのさらなる対抗措置とみられる。

パキスタンは7日には、インドの駐パキスタン大使に国外退去を要求し、近く正式任命する予定だったパキスタンの駐インド大使の赴任を取りやめると発表していた。

クレシ外相は記者会見で「パキスタンはさまざまな政治的、外交的、法的な選択肢を検討中だ」と語り、今後も対抗策を打ち出す可能性を示唆したが、軍事力行使は否定した。

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