仏ロ首脳が民主化巡り舌戦、プーチン氏は「黄色いベスト」批判

[ブレガンソン城塞(フランス) 19日 ロイター] – フランスのマクロン大統領とロシアのプーチン大統領は19日、首脳会談に先立つ共同記者会見で、9月のモスクワ市議会選挙に野党候補が出馬するのを当局が禁止して大規模な抗議活動が毎週、1カ月以上続いていることを巡り、舌戦を繰り広げた。

口火を切ったのはマクロン氏で「われわれはこの夏、抗議や言論、意見表明、選挙出馬の自由が欧州諸国と同じようにロシアでも完全に尊重されるべきだと要求してきた」と語った。

一方、プーチン氏は当初この発言を無視したが、質疑の時間に入ると、事態は法令に沿って対処されていると主張するとともに「いわゆる黄色いベスト運動に関連した出来事をわれわれは全て承知している。われわれの計算では一連のイベントで11人が亡くなり、2500人が負傷した」と述べ、そうした展開は望まないと切り返した。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州の高級ブランド大手6グループの時価総額が、年初から約2500億ユーロ減少。LVMHやエルメスなどの業績にも、中国の消費低迷が影を落としている。かつて成長を支えた中国市場で何が起きているのか
世論の渦中にある米民間企業スペースXの最高経営責任者(CEO)、イーロン・マスク氏は10月24日、同社の衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」について、攻撃用ドローンによる殺傷行為への使用は一度も認められていないと述べた。
中国のライブ配信を黙らせる「魔法の言葉」がある。台湾の駅で、日本のYOASOBIの曲を弾く高校生を、中国国歌で妨害した男性。ところが、高校生のたった一言に突然大慌て。その言葉とは?
ジョージ・グラス駐日米大使は、中国共産党(中共)政府が重要鉱物を日本に対する「政治的武器」として利用していると批判した。中国のレアアース輸出制限は混乱を引き起こすもので、日本だけでなく米国企業にも被害を及ぼしていると述べた
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは