論理的思考を向上させる目的からロジックパズルは考案されましたが、月日が経ってもその魅力は色褪せることがありません。マッチ棒を使ったパズルは一見単純に見えますが、実はそれほど簡単なものではありません。
例えばここでは十字に配置された4本のマッチ棒が示されています。
マッチ棒を1本だけ動かして四角形を作ってみましょう。
すぐに解答を見ずに時間を取って考えてみましょう。
物事を大きな視点で見ることで自ずと答えが見えてきます。上のマッチ棒をマッチ棒の幅の分だけ上に移動させてみましょう。そうすればその他のマッチ棒の底辺により形成された四角形が十字形の中心に現れます。
いかがでしたか?
一般的にマッチ棒を使ったパズルは、マッチ棒を一次元的な物体として見なします。そのため長方形や三角形などを構成する辺としてマッチ棒は用いられます。この問題ではその既成概念を逆手にとっています。ここでは各マッチ棒を一次元の物体としてではなく、二次元の物体として捉えているのです。
スマートフォンやビデオゲームが開発される以前は、子供たちはマッチ棒を使ったパズルでよく遊んでいました。現在においても、この手のゲームはソーシャルメディア上で人気があります。一見簡単そうに見えるため、ついつい遊び始めてしまいがちですが、実は見た目よりもずっと複雑なものです。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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