お手軽に、あるいはお金をかけずに高級ホテルのサービスを楽しむ方法はあるのでしょうか?実はホテルに宿泊しなくても、一流のリゾートを楽しむ方法があるのです。
楽しめる方法その1. オープンしたばかりのホテルは「ワンデーパス」を売り出す
ここ数年、アプリをダウンロードすれば、誰でも世界のトップレベルのリゾートにアクセスすることができるようになりました。そこから「日帰り旅行」プランを選択します。部屋の予約なしでホテルの快適さを味わうことができます。
そのプランを採用しているのが、開業をしたばかりのホテル“Dayaxe”です。2016年、ホテルのアメニティ関連の会社とし立ち上がった新規事業会社です。
“Dayaxe”は、Win-Winの関係を重要視しています。「ワンデーパス」のお客さんは食事やプールを楽しみ、ジムやスパを利用し、あるいは仕事の打ち合わせをすることができます。一方、ホテル側は閑散期や空いている時間に収益を得ることができます。つまり、宿泊をしないお客さんもホテルに新たな収入源をもたらしてくれるのです。
似たようなコンセプトを打ち出している“ResortPass”は世界中の170以上と70の都市のホテルで利用することができます。コンセプトの主な内容は、飲食物の割引チケット、WiFiや駐車場の利用、プールサイドに置く椅子の予約などといったものです。25ドルから利用可能です。
楽しめる方法その2. ホテルでイベントやテレビ・ラジオの番組に参加する
四つ星ホテルは、お客様に宿泊するための場所を提供するだけではありません。日常生活で経験することができないイベントへの参加体験をもたらしてくれます。
“Hiton West Palm Beach”は地域に溶け込むことに成功したホテルです。週末になると、ライブやヨガクラスが開かれ、出席するために離れた町から住民が訪れます(参加料:宿泊客は無料、地域の人は10ドル)。またブランチもあり、宿泊客も地元の人も一緒にイベントを楽しむことができます。
シカゴにある“The Drake”では、アフタヌーン・ティーを開催しています。参加料一人49ドルです。歴史ツアーにも参加すると65ドルになります。またチェルシーにある“The High Line Hotel”は年間で休日ごとにイベントを開催し、こちらでも宿泊客と同様に地域の人も参加できます。クリスマスツリーのライティングやイースターパーティー、そしてハロウィーンの犬のコスチュームパレードなどです。
楽しめる方法その3. ホテルのバーやレストランを利用する
ホテル利用者以外の方でも、ホテル内のバーやレストラン、アートギャラリーや酒場、あるいはパーティーに参加できます。
“Chicago Athletic Association Hotel”は、ゲームルームを利用するのに宿泊が義務付けられてはいません。誰でもボッチェーゲームやビリヤード、カードゲーム、テーブルサッカーやチェスといったものを楽しむことができます。
しめる方法その4.「オフ・ルーム」や「マイクロ・ステイ」についてホテルに問い合わせてみる
部屋を予約せずにホテルに行ける方法があります。HotelJules.comというサイトを運営しているWill Hatton氏は、バックパッカー向けのブログ「The Broke Backpacker」を立ち上げた人物でもあります。「オフ・ルーム」と呼ばれる格安のホテルをメインに紹介しています。
Hatton氏は次のように言及しています。
「ホテルは、部屋の修理を理由に利用休止にすることがあります。ですが、それを公式サイトやホテル予約サイトに載せません。部屋が使用できないのは、照明がつかない、テーブルの椅子が壊れたなど…宿泊するのにあまり影響がない理由が多いんです。仮に、宿泊したい人が、そういう部屋でもいいから泊まりたいとホテル側に直接尋ねることができれば相乗効果をもたらします。そういったお客はホテルにあるバーやレストラン、そして他の設備を利用する可能性が高いですからです。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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